酸素ボンベの残量の求め方について分かりやすく説明します

医療ガス

酸素ボンベ残容量の求め方

今回は、酸素ボンベの残容量を求める方法について、紹介します。

それでは早速紹介します。

 

酸素ボンベのガスの残容量を「刻印(V)と表示圧」により求めるには、以下の計算式を用います。

ちなみに、刻印(V)は、ガスボンベの容量(サイズ)を表します。

早速問題ですが

『酸素ボンベについて、刻印(V)が3.4の、kgf/cm2表示のボンベで表示圧100の場合、ボンベ内に残っている酸素の容量は?』

ボンベの圧力計の単位がkgf/cm2の場合は以下の計算で残容量が求めることができます。

残容量(L)=ボンベ容量×圧力表示値

これに値を代入すると

残容量(L)=3.4×100=340となります。

なぜこのような計算式で求めることができるかというと、気圧とkgf/㎝2の関係は以下の関係にあります。

1気圧(atm)=1.034kgf/㎝2

したがって、1気圧と1kgf/㎝2は、ほぼ同じ単位と考えていいです。

ちなみに1気圧は、通常私たちが生活している環境です。

例えば、1リットルのサイズの密封された容器に、1Lの空気を入れると、容器内の圧力は、1気圧になります。

1リットルのサイズの密封された容器に、2Lの空気を無理やり押し込みます。すると、容器内の圧力は、2気圧になります。
このように、容器のサイズが同じであれば容器に押し込んだ気体の量と気圧の関係は比例関係になります。したがって、ボンベの容量に、ボンベ内の気圧(kgf/cm2)をかけますと、ボンベ内の気体の容量を求めることができます。

ただ、注意しなければならないのは、ボンベに記載されている単位についてです。

kgf/cm2の場合は、そのままでいいのですが、MPa(メガパスカル)と表示されているボンベもあります。

kgf/cm2とMPaの関係は
1MPa≒10.2kgf/㎝2となります。

したがって、ガスボンベにMPaと表示されている場合は

ボンベの残容量=ボンベ容量×圧力表示値×10.2
という計算で求めることになります。

残量表示の求め方のまとめ

・ボンベの単位がkgf/cm2の場合
残容量(L)=ボンベ容量×圧力表示値

・ボンベの単位がMPaの場合
残容量(L)=ボンベ容量×圧力表示値×10.2

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